薬剤師の副業!知っておくべき3つのこと−おすすめ稼げる仕事や在宅ワーク−

薬剤師が副業で知っておくべき3つのこと

 

薬剤師として正社員で働いているけれど、
本業以外の収入源として副業をしたいを考えている薬剤師が非常に増えています。

 

 

他の業界と比較すると給料水準が高いと言われる薬剤師業界でも、
昇給がほとんど見込めないという状態であれば、
副業や兼業を検討するというのも当然のことだと思います。

 

 

また不況が続き安定しない日本の経済状況を考えると、
いつ本業の雇用や収入が途絶えてしまわないとも限りません。

 

そういったリスクに備え、本業以外の収入源を確保しておくのは
非常に重要なことだと言えるのではないでしょうか。

 

 

薬剤師が副業や兼業を考える理由

  • 正社員で働いているけど今の給料が安いので、もっと収入を増やしたい
  • 仕事後の時間や休みの日の空いている時間を有効利用したい
  • 扱っている処方箋が偏っているので、もっとスキルアップしたい
  • 調剤だけでなく、OTCも扱えるドラッグストアを経験したい
  • 転職先を考える上で、他の職場を見てみたい

 

このように「薬剤師が副業や兼業を考える理由」は様々なものがあります。

 

「副業したい!」と考える薬剤師さんは多いものの、「そもそも副業って認められているの?」
「薬剤師ができる副業って何があるの?」という疑問や不安を感じる型も多いと思いますので、
薬剤師の副業、ダブルワークについてまとめました。

 

 

 

薬剤師の副業は認められているの?

 

副業先を探す前に、まず薬剤師の副業について確認していきます。
薬剤師が副業できるかどうかは、勤務先によるところが大きいのですが、
そもそも副業が禁止されている薬剤師もいます。

 

 

副業が禁止されている薬剤師とは?

 

公務員の薬剤師

国家公務員法や地方公務員法によって、公務員の兼業は禁止されています。

 

国立病院、県立病院等の医療機関や保健所、
衛生研究所や都道府県庁の薬務課などで働く薬剤師は副業を行うことはできません。

 

 

管理薬剤師

管理薬剤師は、薬事法7条3項によって薬剤師としての副業が禁止されています。

 

薬事法7条3項

「薬局の管理者(第一項の規定により薬局を実地に管理する薬局開設者を含む。次条第一項において同じ。)は、その薬局以外の場所で業として薬局の管理その他薬事に関する実務に従事する者であつてはならない。
ただし、その薬局の所在地の都道府県知事の許可を受けたときは、この限りでない。」

 

したがって、管理薬剤師は勤務する薬局以外で薬事に関する仕事はできません。

 

薬事法の文面から管理薬剤師が副業できるケースとしては
@都道府県知事の許可を受けた場合A薬事以外の仕事をする場合
2パターンが考えられます。

 

 

@のケースとしては、学校薬剤師を兼務したり、夜間急病センターなどであれば
許可を受けて兼務することは可能です。
その他にも市町村や医師会が開設している夜間・休日病院や診療所などがあります。

 

公共のお仕事であっても、兼務する場合は許可が必要ですので、
地域で確認しておくようにしましょう。

 

 

Aのケースとして、管理薬剤師であっても薬剤師免許を必要としない仕事あれば
法律上副業は可能です。
ただし、この場合も勤務先で副業が禁止されていないことが前提にはなります。

 

 

しかし、現実的には管理薬剤師は、店舗やスタッフの管理など色々と仕事も多く大変です。
副業するとなると体力的にも精神的にも疲れてしまいますよね。
本業の管理薬剤師の仕事でミスしてトラブルになる可能性も高くなってしまいます。

 

 

こういった現状から考えると管理薬剤師が副業するのはなかなか難しい状況なので、
副収入を考えなくてもいいような年収を提示していくれる環境で働きたいですね。

 

その他、インターネットを利用した在宅で隙間時間を利用してできる副業などを
検討してみるのもいいかもしれません。

 

 

一般の勤務薬剤師

その他の薬剤師は、勤務先が病院、ドラッグストア、調剤薬局、製薬会社であろうと
法律で副業を禁止されているわけではありません。

 

会社自体が副業を禁止していることがあるので、
必ず就業規則を確認して兼業が禁止されていなければ副業することは可能です。

 

 

ただし、就業規則で副業禁止が明記されていなくても、
暗黙の会社のルールとして兼業が禁止されていることもあります。

 

そのような場合、黙って副業をしていてそれが会社にバレた際に解雇までの処分にならないとしても、
職場で働きにくくなって結局退職するということにもなりかねません。

 

そういったトラブルにならないためにも、副業を始める際は上司に相談し
副業をしても問題ないかを確認してしてから始めることをおすすめします。

 

 

 

薬剤師が副業するメリット・デメリット

 

薬剤師が副業するメリット

収入を増やすことができる

副業をする人の一番の目的は、収入アップです。
同じ職場で働き続けていても管理薬剤師などにならない限り、
大幅に給料があがるということはありません。

 

今の職場の昇給を期待するよりは、副収入を稼ぐことを考えた方が
確実性が高く簡単に年収を上げることが可能です。

 

 

例えば、時給2500円のところで 1日3時間で週3日働いたとします。
1ヶ月で9万円。年収だと108万円の収入です。

 

すごい金額ですよね。
昇給で年収を100万円以上上げるとしたら何年かかるか…気の遠くなる話です。

 

土曜・日曜ですと、時給3000円を提示してくれる薬局もあります。
7時間勤務で週2日働いたとすると1ヶ月で16万8000円。年収201万6000円です。

 

副業でこれだけの高額を稼げるのは薬剤師ならではですので、
資格を活用しないともったいないですね。

 

 

また、職場の居心地や人間関係は悪くないので
今の職場から転職はしたくないという人にもリスクなく年収アップができるのが副業です。

 

 

違う職種で働くことでスキルアップ

薬剤師は病院、調剤薬局、ドラッグストア、企業などさまざまな職種があります。
本業と違う職種を経験することで、仕事の幅が広がりスキルアップにつながります。

 

調剤薬局や病院で勤務している薬剤師が、ドラッグストアでアルバイトをすることで
OTCの知識を学ぶことができますし、接客やビジネスマナーについても身につけることができます。

 

病院薬剤師は基本的に院内で採用されている医薬品しか扱いませんが、
調剤薬局で働くことでジェネリック医薬品を含め幅広い医薬品を扱うことができますし
診療報酬、保険についての知識が身につきます。

 

 

今の職場とは違った環境で働くことで、薬剤師としての幅だけでなく
人間関係の交流も広がり、気分転換になるという人も少なくありません。
スキルアップだけでなく、収入もアップするのでいいことづくめです。

 

 

転職を見据えた職場探しができる

気になっている職種や職場があるけれど、
いきなり転職するのは不安もありリスクも大きいですよね。

 

年収は求人情報でわかりますが、職場の人間関係や忙しさ、
休みの取りやすさなども気になると思います。

 

いざ転職したものの、
「人間関係が最悪だった」
「忙しすぎて残業ばかり」
「思っていた仕事と違った」
となってしまっては取り返しがつきません。

 

 

そのため、今の職場を辞める前に、副業として気になる職場で週に何日か働いてみれば
実際の雰囲気や忙しさ等をつかむことができます。

 

実際にそのように転職前にいくつかの調剤薬局で働いて、
転職先を決めている薬剤師さんも少なくありません。

 

転職先の下調べとして副業を利用する方法もおすすめです。

 

 

薬剤師が副業するデメリット

体力的に疲れてしまう

本業以外に仕事をするのは、想像以上に時間的にも体力的にも大変なことが多いです。

 

副業で時間がなくなるとゆっくり休めず疲れが貯まったり
、睡眠不足になってしまうこともあり得ます。
そのため、ミスをしたり遅刻や欠勤など本業に支障をきたしてしまっては本末転倒です。

 

特に薬剤師の仕事は、患者さんの命に関わる医薬品を扱う仕事ですので、
調剤ミスが重大な事故につながる可能性もあります。

 

副業をする場合は、本業に影響が出ない無理のない範囲で行うようにしましょう。

 

 

忙しくなりすぎる

平日の夜仕事が終わってから働いたり休みの日に働いていると、
常に仕事に追われゆっくり休息する時間がないというケースもあります。

 

趣味に費やす自由な時間がなくなって生活が楽しくなくなってしまっては、
収入は増えても何のために働いているのかわからなくなってしまいます。

 

また、どちらの仕事の内容が混乱してしまうこともあるため、
余裕をもって働ける程度からスタートするのがおすすめです。

 

 

 

稼げる副業を探している薬剤師さんへ

 

このように薬剤師が副業するには、メリット・デメリットを把握した上で、
チャレンジしてみるのがいいのではないでしょうか。

 

副業をする上で注意しなければいけないことは、
忙しくなりすぎて本業がおろそかになってしまったり、仕事でミスをしてしまうことです。

 

そのため、最初はあまり仕事のスケジュールを詰めすぎずに
体力的・時間的にも余裕を持って無理のない程度からスタートするようにしましょう。

 

 

副業で働ける職場を探したい場合は、
薬剤師転職サイトに相談するのが一番早く確実です。

 

副業を希望する薬剤師のほとんどが、夕方以降の時間や土日なので、
よっぽど高い時給を望まなければほぼ確実に見つかります。

 

 

「昼間は調剤薬局で働いていので、午後6時以降で働ける副業先を探したい」
「平日1日と日曜日が休みなので、その休みの日に働きたい」
「日曜日の午前中だけ働きたい」

 

など人それぞれ働きたい希望の時間があるのと思いますので、
それを転職サイトのコンサルタントに伝えて求人を紹介してもらいましょう。

 

 

深夜の勤務に限り時給5000円を提示しているドラッグストアもあります。
こういった求人は人気が高くすぐに埋まってしまうので、
あらかじめコンサルタントに伝えておき、求人が出たら連絡をもらうようにしておくのがおすすめです。

 

転職サイトへの登録・相談はすべて無料ですので、まずは相談してみてください!

 

 

副業探しにおすすめの薬剤師転職サイト

 

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